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未来の愛大生へ

2024.01.15
学生とともに進めるマラリア研究

森田 将之 講師

●プロテオサイエンスセンター
●マラリア、寄生虫学、分子生物学

私たちの研究室ではマラリアという寄生虫感染症を研究対象として、ワクチンの開発や基礎研究をしています。マラリアは、マラリア原虫という寄生虫がヒトの赤血球に寄生して発熱や頭痛を引き起こし、最悪の場合は死に至る感染症です。なんでbbin导航网_bbin体育足彩-app*下载でマラリア? って思うかもしれません。私たちが所属するプロテオサイエンスセンターが有する独自技術のコムギ無細胞タンパク質合成技術はマラリア原虫のタンパク質合成で非常に高い成功率を誇っています。そのおかげで私たちの研究室では世界に先駆けたマラリア研究を行うことが可能となっています。

私は特に「マラリア原虫がどのようにして赤血球へ寄生し感染を成立させているのか」を明らかにする基礎研究に注力しています。私たちの身体を流れる赤血球は非常に小さく、そこに寄生するマラリア原虫はさらに小さいものです。そんな非常に小さな世界で何が起こっているのかを知るために、共焦点レーザー顕微鏡、超解像顕微鏡、電子顕微鏡といった様々なイメージング技術を活用した研究を展開しています。そうすることでマラリア原虫のタンパク質がどこに居るのか、をナノメートルレベル(ミリメートルの百万分の一の大きさ)で明らかにして、寄生に重要なタンパク質を見つけることに日々打ち込んでいます。これらタンパク質の発見が、将来はマラリアの治療に役立つ薬の開発につながることを夢見て研究を進めています。

ただし、そのためには私1人の力では難しく、工学部の化学?生命科学コースの卒論学生と毎日一緒に実験をしながら進めています。思い通りの結果が得られない時は、「なんでだろう」と考えを深めながらディスカッションし、良い結果が得られた時は一緒にその喜びを分かち合い、一進一退を繰り返してみんなで成長して楽しみながら研究を進めています。bbin导航网_bbin体育足彩-app*下载を目指しているみなさん、ぜひ一緒にマラリアの研究をやりましょう!

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